7/30(土) 滋賀県志賀町−新潟−青森(約1000km)
前週、急遽北海道に行くことに決定。とりあえずテントとシュラフを買った。
前日夜、滋賀県志賀町の友人(くりぼう)宅に泊まる。
少し寝坊して、朝7時半頃くりぼうのZEPHIR750と共に出発。敦賀から北陸道で
新潟へ。燃費はえむぶい号が24km/L、ZEPHIRが20km/Lだった。
新潟のコージツでヘッドランプ等を買って、7号線で北へ向かう。鶴岡には21時
頃着。ここでトンカツを食べた。
秋田にさしかかる頃には日付が変わっていた。当然ながら睡魔が襲ってくる。
何度か意識が遠のく。くりぼうも時々センターラインに寄っては戻る。
たまらず自販機でコーヒーを飲んだり、バイクを立ててタンクの上で仮眠を取ったり
した。
青森フェリー乗り場にたどり着いたのは。午前5時頃だった。
7/31(日) 青森−函館−江差−ニセコ(約300km)
青函フェリーで束の間の睡眠。函館駅前で昼食、江差に向かう。江差の漁港にはイカ釣り船が泊まっていた。ニセコで食料を買う。メロンが1玉100円。牛乳も旨かった。
五色温泉キャンプ場で初めてテントを張り、夕食の準備。くりぼうは白米を持ってきている。おかずはお惣菜やソーセージなど。
ここで事件が起きた。二人でトイレに行って戻って来ると、くりぼうのテントから
キツネがソーセージをくわえて出てきた。くりぼうのメインディッシュが無くなってしまった。
温泉に入った後はすぐに爆睡。
8/1(月) ニセコ−小樽−増毛(約180km)
くりぼうはコーヒー豆を持って来ている。これを挽いてコーヒーを飲む。 1回目のオイル補給。
小樽では、運河を歩いてカラクリ人形を見てバラのアイスクリームを食べてイクラ丼を食べた。
浜益で買い出し。今夜は激甘セーラームーンカレー!浜益温泉も岩尾温泉も運悪くこの日は休みだった。
雨の降る中、増毛にたどり着いたのは夜8時。リバーサイドキャンプ場は2000円もするので、仕方なく海辺のキャンプ場に行った。
ここにはCBR400、AFRICA-TWIN、TDM850が停まっていた。3人とも愛想の良い人たちで、バイクを囲んで話が弾んだ。TDMの人から「キャブ調整とか大変でしょう?」
と聞かれたが、この時点(走行33000km)ではオーバーホールはおろか、キャブセッティング等も購入時のままだと答えると、びっくりされていた。
すぐ近くに立派なホテルの浴場があった。
8/2(火) 増毛−朱鞠内湖−歌登−美深−鏡沼(約300km)
前夜の3人を見送ってのんびりしていると、管理人がやってきて600円を払う羽目になった。
留萌から小平ダムを通って朱鞠内湖で休憩して美深で昼食。ヤマメ(小さな川魚)の
佃煮が旨かった。歌登を通って一旦海沿いに出る。歌登町のマスコットキャラクターは
「ウタッキー」らしい。
浜頓別から内陸に戻って天塩の鏡沼に向かうが、途中でダートになる。くりぼうはうれしそうにZEPHIRでズルズル走って行く。
鏡沼オートキャンプ場で会社の友人達と合流。焼き肉パーティーをした。
8/3(水) 鏡沼−納沙布岬−宗谷岬−紋別−藻琴山(約420km)
8/4(木) 藻琴山−摩周湖−霧多布−本別(約360km)
ジンギスカンの食べ過ぎと疲労の蓄積で体調が悪い。途中で胃薬を買った。藻琴山から摩周湖まで5人で行動し、また2人に戻った。この日の霧多布は全く快晴で、水平線が見えていた。でも僕はまだ体調が戻っていなくてぐったり。
ZEPHIRはタンクが大きいので400kmくらい走れるが、えむぶい号は一般道ではちょっと無理。250kmくらいでGSを通り過ぎたら次のGSが全然無くて、340kmあたりでやっと入れることができた(^^;)
釧路を通り抜けて足寄の手前、本別の静山キャンプ場に泊まる。くりぼうがお粥を作ってくれた。運悪くこの日はお祭りでうるさかった。2回目オイル補給。
8/5(金) 本別−層雲峡−岩内(約420km)
くりぼうは険しい所に行くというので、別行動。僕は層雲峡に行った。ロープウエイに乗ってゆっくり観光。旭川から小樽まで道央道に乗る。
少し時間があったので、余市から積丹岬に行った。夕日が沈み、漁り火がきれいだった。
少しゆっくりしすぎた。大急ぎで岩内のフェリー乗り場に向かう。くりぼうは待ちくたびれていたが、何とか無事に直江津行きフェリーに乗ることができた。
8/6(土) フェリー−直江津−京都(走行約500km)
食事はボリュームも味も良くて満足。天候も良くて快適だった。
夕方直江津に着いて、北陸道で帰る、と思ったら、くりぼうは石川の方で学生時代の友人とキャンプがあるそうで、途中で分かれた。僕は敦賀で降りてR161経由で深夜1時頃帰宅した。