第10回北海道(6)

2002/6/4(火) 楽古岳 晴れ時々曇り

セキレイ舘の 「セキレイ部屋」→「セキレイ舘な日々」もご覧下さい!

 5時半朝食。こんなに早くても、ちゃんと手作りパンを焼いておにぎりを用意してくれるZUNさんに感謝!
 ジヘイさんのサニトラで出発。ZUNさんは帯広の病院に行くとの事。
 今朝は雲一つ無く、とんがった楽古岳がよく見える。

楽古岳 楽古山荘 五右衛門風呂

 7時半、楽古山荘に到着。水洗トイレ完備のきれいな建物だ。脇には五右衛門風呂がある。 「セキレイ舘よりきれいじゃん」とジヘイさん。

蕗 川渡り 森林(デジカメ)

 登山者名簿に名前を書いて出発。昨日雨の中登った人がいる?
いきなり川渡り。靴を脱いで水にはいると冷たい! 「ひえ〜!うを〜!」などと叫ばずにはいられなかった。
 まだ山開きされていない。リボンを頼りに蕗をかき分けて進むと、森林の中に入って行った。
 5回川を渡る。ガイドブックには靴を脱ぐのは1回だけと書いてあったが、昨日の雨で増水しているみたいで 5回とも冷たい思いをしなければならなかった。
森林の中にはズダヤクシュ(喘息の薬らしい)等が咲いていた。

ズダ薬種(PEN-FT) ?(PEN-FT) 苔(PEN-FT) キノコ(PEN-FT)

 川を渡り終えてからが登山の本番。オオサクラソウに見守られながら、つづら折れの坂を登っていく。
 鹿の足跡がある。と、突然前方で「ガサガサ」と音がした。多分鹿だろうとは思うが・・・ 「返事してくれよ〜 こわいぞ〜」

大桜草(PEN-FT) 妻取草(PEN-FT) 蝦夷躑躅(PEN-FT) 白根葵(PEN-FT)
蝦夷黄菫?(PEN-FT) 立壺菫(PEN-FT) 燕万年青(PEN-FT) 姫一華(PEN-FT)

「も〜いや」のジヘイさん 結構きつい  曲がりくねったダケカンバ林の中を歩く。
 さすがに「中級向き」の山だけあって結構きつい。
まだ11時過ぎだがお腹もすいたので、おにぎりを食べる。
 もうひと登り。オオバナノエンレイソウも応援しているぞ!
 しかし、ジヘイさんのビール汗(?)が雲になってしまって頂上が見えない。

大花延齢草(PEN-FT) 子深山酢漿草と舞鶴草(PEN-FT) 黄花石楠花(PEN-FT)

 やっと稜線に出た。尖った山なので、風が吹いたら転げ落ちそう。
 コメバツガザクラ(?)の岩を乗り越えたら、黄色い地面と赤い看板が見えてきた。

右も左も崖 米葉栂桜?(PEN-FT)" 頂上が見えた!

 頂上は一面キンバイのお花畑だった。
 看板の裏はもっと変。神様?

裏側 深山金梅(PEN-FT)" 深山金梅(PEN-FT)"

 下界はガスで全く見えない。もう午後1時。
「あと5分待って駄目なら下りよう」とジヘイさんが言った時、神様は素晴らしい舞台を見せて下さった。

幕が開いた!(PEN-FT) 海まで見える!(PEN-FT)

 大満足で下山。また靴を脱いで川を渡る。冷たい水で足の疲れが和らいだ。

 宿に戻る。ZUNさんの診断は「腰痛症」。
 夕食は初めての「ラムしゃぶ」美味しかったです。  「自ビール」を持ってきていたので、みんなで飲んだ。ジヘイさんも気に入ってくれたみたい。

 [歩行:約10km]

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