第4回北海道 地図

8/2(土) 京都−大阪駅−モトとレール

 去年モトとレールで知り合いになった仲間の一人、JAF氏とモトとレールに乗り込む。
今回は静かな列車内だった。女性は2人いたが、いずれもカップル、あとは暗そうなにーちゃんやおっさんだった。 大阪の駅弁は相変わらずあまりおいしくない。

8/3(日) モトとレール−函館−島牧

 6時頃、列車が急停車した。カモシカをはねたかもしれないとの事で10分ほど止まっていた。
 8時半頃、青森駅着。「ほたて釜飯」を買った。美味(^_^)。11:20函館着。晴れ。

 道の駅厚沢部(あっさぶ)で昼食。こんな田舎に何故か「ビジネス定食」。コーヒー付き900円で、焼き魚やフライや美味しいポテトサラダなどてんこ盛りで食べきれないほどだ。
 日本海に出てR229を北上。名前の付いた岩が点在する。晴れて暖かいので、海水浴をしている人も大勢いた。

 島牧YHはおしゃれな洋館。うっかり通り過ぎてしまうほど。内部は木の香りが心地よかった。鉄道とバスで回っている青年と同室になった。しばらくすると雨が降ってきた。
 地元の海産物を使った料理を食べて、「漁り火温泉」に行った。露天風呂から日本海が眺められるのだが、あいにくの雨で漁り火は無かった。風呂の帰り道は少し晴れ間が見えていて、久しぶりに天の川を見た。
 夜9時からは紅茶を飲みながらペアレントの地元のお話。「樺」の種類、山の温泉や滝の話、熊の話とか。でも、熊よりも交通事故で死ぬ方がはるかに確率が高い。

8/4(月) 島牧−積丹−小樽−北竜

 起きたら雨は止んでいた。同室の青年はもう2日ここに留まるとのこと。うらやましいが、我々サラリーマンはのんびりとはしていられない。
 積丹に向かう。途中の漁村ではおばちゃんがリヤカーいっぱいのウニを運んでいた。
 神恵内の新しい道の駅から、走りながらビデオ撮影を開始。天気も持ち直して海の色が鮮やか。道もトンネルも新しくて快適だった。

積丹半島を走る 積丹半島を走る 積丹岬

 積丹岬に立ち寄って、小樽の寿司屋で昼食、北一ガラス館で買い物をして、北竜町へ向かうが、小樽付近は渋滞。そのせいか、KDXは150キロ足らずでガソリンがリザーブになったようだ。リザーブは初体験だったらしく、エンジンが止まってしまってなかなか掛からなかった。それにしても彼のKDXは燃費が悪い。

 午後6時北竜町着。夕食の材料を買う。僕はキューティーハニーFカレー(チキン&コーン)とプチトマトとブロッコリー、彼はポケモンカレー(ソーセージ)とどん兵衛。
 金比羅公園キャンプ場(無料、バイク乗り入れ可)に行き夕食。
 近くの道の駅には、温泉(クアハウス)がある。500円で、露天風呂、サウナ、ジェットバス、打たせ湯、それから、ひまわりエキス入り「ひまわりの湯」を楽しんだ。

8/5(火) 北竜−美瑛

キューティーハニーFカレー JAF ひまわり

  目覚めたら雨。とりあえず湯を沸かしてコーヒーを入れ、パンにひまわり蜂蜜を塗って食ていると、管理人の方が、見回りがてら「とうきび蒸してきたけど食べる?」と、トウモロコシを1本ずつ持ってきてくれた。これが今回一番のご馳走だと思う。

 近くでJAF氏の合羽と傘を買ってひまわり園に行った。10ヘクタール、50万本のひまわりはほぼ全開だったが、雨のためほとんどの花は下を向いている。観光客が少ないのが不幸中の幸い。写真を撮り、ビデオを回し、馬車に乗った。昼食もここで摂った。デザートはもちろん「ひまわりアイス」。宿は「民宿びばうし」に決定。

 大雨の中、北竜町から旭川を素通りして美馬牛に向かう。距離は90km程度約2時間の走行だったが疲れた。すぐ近くの美馬放夢には50台くらいバイクが止まっていたが、民宿びばうしは、バイク3台、自転車2台、車3台だった。
 風呂は木の浴槽なので気持ち良い。6畳部屋に4人ゆっくり寝られた。壁に自分の名刺を貼っておいた。

8/6(水) 美瑛−帯広−襟裳岬

 晴れ。花畑でラベンダーアイスを食べる。JAF氏は日程が1日短いので、ここでお別れ。彼は日高に南下、自分は帯広経由で襟裳岬に向かう。旧幸福駅に立ち寄って、駅舎の壁にプリクラを貼っておいた。
 午後5時過ぎに襟裳岬に到着。曇っていた。母の言っていた森進一の「襟裳岬」の歌碑は、まだ台だけ。14日に歌碑の石がはまるらしい。
 百人浜オートキャンプ場に行く。我々には綺麗すぎる環境だ。風呂は隣の老人保養センター。コインランドリー乾燥機もある。

8/7(木) 襟裳岬−静内−新冠−虎杖浜温泉

   再度襟裳岬に行くが濃霧で何も見えない。新しくできた「風の館」に入る。
 11時頃、新冠にさしかかったあたりで急に雨が降ってきたので道の駅に駆け込む。大雨は止みそうにないので、隣の「レ・コード館」に入った。そこは日本最大級のレコード博物館だった。
 リスニングルームはレーザープレーヤーでレコードをかけて、日本最大級のオールホーンスピーカーで再生。感動的な音!。しかも、今年はオープン記念として「エジソン展」もやっていた。 世界に数台しか無いという「錫箔蓄音機」も展示されていた。ロウ管蓄音機の演奏もしてもらうことができた。想像していたよりもずっと良い音、耳に心地よい音だった。
 エジソンといえば普通の人はレコード、電球、映写機程度しか思い浮かばないが、他にもあらゆる発明(特許取得)をしている。日常生活では、電気トースター、電気ポット、扇風機など。自動車では、イグニッションコイル、点火プラグなどである。特に点火プラグは驚いた。エジソンの発明から全く形が変わっていないのである。

 日高のあたりで雨がやんだので、ケンタッキーファームに寄って、午後5時頃、白老のライダーハウス「ブンブンハッチ号」に到着。運悪くこの日の客は俺と川崎ナンバーXLR250の学生の2人だけだった。
 虎杖浜温泉は良いお湯だった。「花魁鰈定食」を食べて、おっちゃんと3人で遅くまで話した。

8/8(金) 虎杖浜温泉−函館−モトとレール

 朝、小雨が降っていた。おっちゃんから「長万部はドライブインかなや、函館は高田屋嘉兵衛の資料館」と教えてもらって出発。
 高速道路に乗って室蘭をパス、教え通りドライブインかなやで「かにめし」を食べた。1000円でみそ汁と美味しい佃煮付き。
 午後1時40分頃函館駅着。バイクを列車に積み込んで、市電で赤レンガ倉庫方面へ。高田屋嘉兵衛は、江戸時代後期の函館(当時は箱舘)発展の父と言われ、北洋漁業の開拓やロシアとの外交にも大きな功績があったという。
 海峡弁当、カルピスFIZZ(ラベンダー)、ビール等を買って列車に乗り込む。向かい側は清水圭に似た好青年(奈良RF900R)だった。

8/9(土) モトとレール−大阪−京都

 9:56大阪着。暑さと渋滞にうだりながら12時頃帰着。間もなく雨が降ってきた。 妹が入れ違いで北海道に向けて出発していた。

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