第7回北海道(2)

7/21(金) 礼文島−浜頓別

 朝起きると雨だった。午前中はバイクでスコトン岬、澄海岬、礼文空港を回った。
 礼文空港付近も、エゾカンゾウやきれいな花々が咲いていた。 雨に濡れた花はとてもきれいだけど、写真を撮るのが難しい。

 13:30のフェリーで稚内に戻り、強い雨風の中、宗谷岬を越えて浜頓別(クッチャロ湖畔)の「トシカの宿」に入る。
 一泊目の夕食はジンギスカン、デザートにハーブティーとケーキ、9時からは酒を酌み交わしながらみんなで雑談。楽しいので連泊する事にした。

7/22(土) 浜頓別(クッチャロ湖)周辺

アヤメ ハマナスなど

 雨がやんでいたので、バイクでまずクローバーの丘に行った。曇っていて景色は今ひとつ。次にベニヤ原生花園に行った。いっぱいの花々の写真を撮っていたら、札幌から来たというおっちゃんから「北海道はどこが一番良かった?」などと話しかけられた。

モケウニ沼 毛虫 マイヅルソウ

 モケウニ沼に行くと、同泊のEさんが自転車で来ていた。きれいな毛虫がいた。Eさんと、昼過ぎに戻ってラーメンと温泉に行く約束をした。
 エサヌカ原生花園に行くと、小ギツネが道を歩いていた。バイクで近づくと、彼は道路をまっすぐ逃げていくので、しばらく併走する形になった。湿原の間を通って、宿に戻った。 

 F氏の車に同乗して、評判の野菜ラーメンを食べに行った。餃子も大きくて美味しかった。堪能して店を出ると雨が降ってきた。ピンネシリ温泉は入浴料310円と格安。  夕食は茄子のパエリア。デザートはシュークリーム。いずれも絶品だった。夜はまたいろいろな話で盛り上がった。

7/23(日) 浜頓別−西興部−上川

氷のトンネル 氷のトンネル 氷のトンネル

 F氏、Eさんとは名寄でお別れして、西興部の「氷のトンネル」に行った。深い谷底に積もった雪が渓流の水で下だけ解けてトンネルができる。周囲には氷の蒸気が立ちこめていた。
 浮島湿原に寄りたかったが、大雨のため断念し、まっすぐ上川の「ゆわんと村」に入った。
 台湾で出回っている北海道ガイドブックを見せてもらった。何と、宿りストは「とほ」そのものだ。宿の名前が間違っていたりして笑えた。その他、主人から離農問題、中国からの農業研修の話などをしてもらった。
 常連の登山マニアであるK氏が、明日は黒岳に登るというので、連れて行ってもらうことにした。

7/24(月) 上川−層雲峡−屈斜路湖

シマリス
コマクサ チングルマ ゴゼンタチバナ エゾノツガザクラ

ミネズオウ チングルマ
トリカブト

 まず層雲峡からロープウエィ、リフトに乗る。小雨が降ってきたので、合羽を着て登る。
 登るにつれて、道脇の花が増えてきた。休憩しているとシマリスが出てきた。9合目あたりを登っている頃はガスっていたが頂上に達する頃には晴れてきた。上は風が強烈だった。
 さらに裏側を下りて行くと、残雪の中に広大なお花畑があった。K氏と写真を撮りまくっていると、結構時間が経ってしまった。
 層雲峡の下に戻ると2時半、温泉を断念して屈斜路湖に直行。

 「鱒や」に泊まる。きれいな建物で、部屋はふかふかのベッド。今日は客よりヘルパーさんの方が多い。夜はずっとヘルパーさんたちとお話をした。牛乳焼酎を飲んでみたけど、どうって事はなかった。

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