第8回北海道(1)

9/13(水) 京都−舞鶴

 舞鶴のうどん屋で「とんこつうどん」なる物を食した。

9/14(木) 舞鶴−小樽

 船内はオリンピックサッカー予選「日本−南アフリカ」で盛り上がった。

9/15(金) 小樽−上川−富良野

トリックアート  小樽は雨。上川の方はどうかと思ったが、雨が止む気配無し。何となく「アイスパビリオン」に入って-20℃と-41℃を体験してしまった。クリオネも生まれて初めて見たが、体がすっかり冷え切ってしまったので、層雲峡温泉で体温を回復させる。
 上川でラーメンを食べた。スープも麺も濃くて食べ応えがある。体の中も暖まった。
 上富良野深山峠にある「トリックアート美術館」に初めて入った。平面の絵なのに立体的に見えてしまう絵画が多数展示されている。結構おもしろいけど入館料が高すぎる。

 夕方、富良野麓郷の民宿「楽園」に到着。ここに泊まるのはもう4回目だが、今日と明日は礼文島にある民宿の常連さん(楽園の宿主もその一員)のミーティングである。メンバーの皆さんとは初対面だが、楽しそうな人たちばかりだ。
 夕食は倉庫でバーベキュー。鹿の肉はいまいちだが、秋刀魚は美味しかった。後片付けも程々に、宴会に突入。
 宿主のリクエストにより、「ロンリコ151」というラム酒を買ってきた。香りは良いけど、アルコール度は75%! 僕が丹波で買ってきた黒豆甘納豆も好評だったと思う。
 あっという間に日付が変わる。朝は晴れていることを期待して寝る。

9/16(土) 富良野−雨竜沼−北竜−富良野

 6時半に起きて朝食。雨は降っていない。車3台で雨竜沼に向かう。途中でお腹に緊急事態が発生したが、すぐに立派なキャンプ場があって助かった。雨竜町から長いダートを走って登山道の入り口に到着。
 上の方はガスが濃い模様。うっかり合羽を忘れてしまったが、宿主さんが車にジャケットを積んでいたのでお借りした。
 1時間以上がんばって湿原に着いたが、そこは一面のガスで視界は10m以下。沼はほとんど見えないが、木道沿いに咲くリンドウは美しかった。  「ガスの向こうはどうなってるんだろう?」と想像しながら、展望台に向かう。木道は滑りやすくて恐かった

キノコ ミヤマリンドウ メンバー 霧の湿原

 展望台でおにぎりを食べていると、少しガスが晴れてきた。そこへT氏が犬を連れてやってきた。ここまで1時間半?T氏も元気やけど犬もすごい!
 いい時間になってきたので、復路に向かう。やっぱり木道で何人か滑った。中でもK君は腰にダメージを受けたようだ。
 ガスが晴れてきて、目の前に金色の草原が広がった。こんなに広い湿原だったのか!と驚いた。
 中央の休憩場所で記念写真を撮ったりしていると、運良くA氏がやってきた。A氏は前にいた会社の先輩でありバイク仲間で、楽園も彼からの紹介であった。
 A氏が湿原を1周している間に僕らは駐車場まで下りようと頑張ったが、途中で追いつかれた。相変わらず元気な人だ。

展望台より 湿原
ウメバチソウ 沼 A氏到着 疲れた

 「道の駅サンフラワー北竜」で温泉に入る。上がったら、Y氏(Inazuma400)がお待ちかねだった。夏の北海道で知り合いになった人である。ここのレストランで夕食を食べた。
 近道がわからなくて、宿に戻ったら10時を過ぎていた。Yさんお疲れさまm(__)m
 今日も遅くまで飲みあかす。デジカメで撮った写真をみんなで見た。ロンリコを炭酸で割ると美味かった。でも飲み過ぎそうであぶない。

9/17(日) 富良野−然別−大樹

 眠くて出発は11時になってしまった。午後から雨との予報。狩勝峠は霧が凄かった。
 然別湖でY氏がボートを頑張って漕ぐが、向かい風で進まない。おまけに霧で対岸の桟橋が判らなかくて、1時間もかかってしまった。
 森の中を15分ほど歩くと、念願の東雲湖が見えた。岸辺までは薮が深くて行けないが、その分神秘的な雰囲気が増した。ここもリンドウが咲き誇っていた。

東雲湖 ミヤマリンドウ

 然別湖に戻ったのが3時。昼飯抜きで大樹へ急ぐ。温泉はほとんど諦めていたが、帯広を4時半に通過できたので、希望が持ててきた。忠類から町道に入り、思いっきり飛ばす。5時半過ぎセキレイ館に到着。みんなが車に乗ろうとしている時だった。車庫で着替えて晩成温泉に向かった。

 今日のお客は僕とY氏の他に、連休大魔王(BMW Dakar)、ちょく、ちゃきお(CBR1000)、あと女性一人の一応全員ライダー。夕食はジンギスカン鍋!ビールとのマッチングも最高だ!
 宿主さんは、数日前から体調が悪いらしくて珍しくビール抜きだった。ちゃきお氏が室蘭の「草太郎本舗よもぎ餅」を持ってきた。なかなか美味い。包装の草太郎の絵が実に力強い。インターネットで天気予報を見ると、台風がすぐそこまで来ている。明日朝のうちに通り過ぎてくれれば良いのだが。

↑上へ  →次へ  ←戻る