第8回北海道(3)

9/20(水) 層雲峡−黒岳−美瑛

Olympus35で撮影 PEN-FTで撮影  どうにか雨は降っていない。層雲峡駅の駐車場にバイクを置いて着替え。寒そうなのでバイクジャケットを着て行った。リフトを降りると、やっぱり寒いのでココアを飲んだ。
 8合目あたりから黄色や赤色がどんどん増してきた。しかし上の方はガスが濃そうだ。
 頂上に登るとガスも風も凄い。けどここまで来て引き返すのはもったいないので、合羽を着込んで奥へ進んだ。

Olympus35で撮影 PEN-FTで撮影  北海沢まで来ると、風は弱まっていた。雪渓は無くなっていた。夏にはチングルマの咲いていた場所が真っ赤になっている。ほとんど人に会うことも無く、たまにガスが薄くなるのを待ってシャッターを切る。静かな一時だった。この先は険しそうなので引き返す。

 まだ時間があるので、雲ノ平を歩いた。お鉢平に近づくので硫黄の臭いがしてくるが、ガスで見えなかった。ブルーベリー(?)を摘んでいるおっさんがいた。このあたりも人は少なく、ガスのせいもあって静かだ。昼食を食べる。
 平原の中を歩いていると、大きなウサギが右の方から飛び跳ねてきた。慌ててカメラを出そうとした頃には左の方に消えていった。黒岳へ戻る途中に、一輪だけ青い花を発見。

Olympus35で撮影 Olympus35で撮影 PEN-FTで撮影
チングルマ

 黒岳から層雲峡へ下りる。人が多い。ヤマハハコが満開だった。時折ガスが晴れて下界が見えた。
 ロープウェイを下りたら3時半。急いで風呂に入って美瑛に向かった。

ヤマハハコ

 6時過ぎ「星の庵」に到着。前日同宿だった2人はすでに着いていた。吹上の「白銀荘」に行くというので、夕食もそこそこに済ませて同乗させてもらった。通常600円、割引券で400円。とても広い露天風呂、ジェット風呂やサウナもあって安いと思った。
 帰り道、道の脇に子鹿がいた。望岳台に寄って空を見上げると天の川。そして流れ星も見ることができた。なんとOさんは流れ星を見るのが生まれて初めてだったらしく、痛く感激していた。
 宿に戻って空を見上げると、また星が流れた。

9/21(木) 美瑛−天人峡−美瑛

PEN-FTで撮影  Oさんは、午前中に麓郷と美瑛を観光してサロベツに向かうという強行スケジュールらしい。
笑む部位号にオイルを補給。


Olympus35で撮影 Olympus35で撮影  天人峡に行く。
まず「羽衣の滝」を間近に見て写真撮影。
とても高さのある滝である。
紅葉はまだまだだった。


 やはり「滝見台」まで行きたくなり、服を着替えて登り始めた。
最初の部分が結構険しくて、まずいかなあと思ったが、後半は平坦で、20分で到着。
中年の夫婦といっしょに景色を楽しんだ。パンを下さったので、トウキビチョコをお返しした。
 羽衣の滝全体が眼下に見える。遠方のガスが晴れて旭岳が見えた。

PEN-FTで撮影 ツバメオモトの実 PEN-FTで撮影

Olympus35で撮影 PEN-FTで撮影  「パフィーの木」に行ってみた。
観光地からは離れているので誰もいなかった。


 今日の夕食は手巻き寿司。イクラをたらふく食べた。食後、花の図鑑が置いてあったので調べてみたが、半分くらいしか判らなかった。同じ花でも咲く場所やその年の気候によって花の色や葉の形が微妙に違ったりするらしい。同室の人はドカを所有しているらしい(今回は車)。

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