第2回北海道 地図

 今年はどうしようか迷っていた7月8日、がまぴょん氏がniftyのオートバイフォーラムで「22日に富良野ミニオフやります」と宣言。これで行く事に決定。

7/20(木) 京都−敦賀−新潟 (540km)

 17:00出発。富山以降は雨だったが、速度制限されるほどではなく、トラックに煽られながら、翌日5:30新潟着。当然僕が一番乗りだった。仮眠を取っていると、隣に6気筒のCBX1000が停まっていた。

7/21(金) 新潟−フェリー

 10:30出港。バイク乗りは皆同じ部屋だった。CBXの主は山梨の自衛隊のおじさん(と言っても35位だと思う)。休みは5日間だけしか取れなかったそうだ。富良野と宗谷岬で写真を撮って帰りたいらしい。
 夜は、いかにも北海道を知り尽くしていそうなおじさんを中心に、ロビーで宴会。

7/22(土) 小樽−富良野−十勝岳温泉−美馬牛 (330km)

 去年石狩町あたりで面白い看板を見かけたので同じ道を通ったはずなのに、判らないまま通り過ぎてしまった。浜益からのR451は大して面白くない道だった。
 「ラベンダーの森」に寄って一服。初めてのラベンダー畑に感動した。

【富良野ミニオフ】
 ワイン工場で無事全員集合し、昼食へ。全員初対面だが、バイク乗りはそんなの関係ない。それから十勝岳温泉の陵雲閣に行く。工事中のため露天風呂に浸かれなかった。がまぴょんとはここでお別れして吹き上げ温泉に行くが、時間が無いので入るのは断念。美瑛に向かう道は結構良い景色だった。深川に行くという竹内氏とお別れして、ものべ氏とEm氏と僕は、できたてのライダーハウス「美馬放夢」に泊まる。

十勝岳温泉 美馬放夢 美馬放夢

7/23(日) 美馬牛−紋別−能取岬−ウトロ (420km)

 美馬放夢の出発は、前の道まで押して行き、エンジンをかけると同時にオーナーが旗を振って、他の客達に見守られながら出ていくというもの。
 しかし、僕の場合ははキックスタートの上に足が短いので、右足を着いて→サイドスタンドを出して→左足を着いて→チョークを引いて→キックして→右足を着いて→サイドスタンドを上げて→やっと発進。おかげでスタートがものべ氏より5秒ほど遅れ、周りのみんなが「おや」と僕の方に寄ってきた所へ全開発進。ギャラリーの皆様、ご愁傷様m(__)m。

 紋別まではものべ氏と一緒。浮島トンネル記念公園で、そば屋のオッチャンが卵とトウモロコシをサービスしてくれた。
 紋別では祭りをやっていたので、しばらく見物したあと、ものべ氏と別れた。帰りのフェリーを決めて電話予約する。
 日曜日は開いているGSが少ない。サロマ湖周辺ではちょっとあせった。能取岬に立ち寄って、日が暮れたのでウトロの国設知床野営場に泊まった。

7/24(月) ウトロ−羅臼−相泊温泉−野付半島−納沙布岬−霧多布岬−釧路湿原 (460km)

 カムイワッカ方面はダートの砂利が深すぎるので断念。知床峠は雲ひとつ無く、絶景だった。羅臼の「熊ノ湯」に入った。
 相泊温泉(浜辺に露天風呂がある)にも入った。福井から来たオフロードバイクの若夫婦、京都から車で来た中年の夫婦の方々と一緒になった(女湯は仕切られている)。こんな最果ての地で関西弁が飛び交うとは!

野付半島の花 野付半島の花 野付半島の花
トドワラ トドワラ

 野付半島に寄ってトドワラ(トドマツの枯れ木が白骨のように横たわっている)まで原生花園の中を歩いた。他では見られない風景!。
 納沙布岬でかにラーメンを食べた。霧多布周辺は10m先が見えないほどの濃霧。去年は霧どころか雲ひとつ無く、水平線が見えていたが、今年は本当の「霧多布」!。
 釧路市にさしかかる頃には日が暮れていた。釧路湿原のキャンプ場に向かう途中にヘッドライトのバルブが切れてしまった。享年12才の大往生!。ハイビームは点いたので、ガムテープを貼ってキャンプ場まで走った。達古武沼キャンプ場泊。

7/25(火) 達古武−釧路−愛国・幸福−札幌−大自然オートハウス (400km)

 信号待ちでCB900と出会った。四日市の人だった。彼も愛国、幸福に行くとい うので、一緒に走った。
 霧が濃いので、慎重に走っていると、事故があった。NS400Rがぶっ壊れていて、ライダーのジーンズが無惨に破けていた。GSからトラックが出てくるのに気付かなかったらしい。

幸福駅 幸福駅

 お決まりのスポットに寄ったあと、彼とお別れ。僕は例のオートハウスに行った。
 ものべ氏の言っていたとおり、凄いおじさんがオーナーで、五右衛門風呂があった。初めての五右衛門風呂に入ると、オーナーは薪を多めにくべて「初めての奴は燻してやらんと思いでにならんからな」と笑っていた。
 前日までは20人程いたそうだが、その日は6人しか客がいなかった。しかし、2ヶ月間バイトをしながら回るという京都の学生、総額30万の包丁を持って、全国の林道を制覇するという怪しい料理人、OLをやめて祭りを求めて走り回る九州ねーちゃんなどがいて、以外に盛り上がった。

7/26(水) 札幌−支笏湖−洞爺湖−登別−室蘭 (230km)

夕日  支笏湖南側の「苔の洞門」に入った(無料)。案外面白い。
 昭和新山に行ったあと、登別の第一滝本館でミーハー気分に浸りたかったが、15:00受付終了に間に合わず、クマ牧場に入ってしまった。
 夕方地球岬も行ったが、マスイチ(?)が良かった。
 高い断崖の狭い隙間に日が落ちて、海鳥が集まっている、人は誰もいない、素晴らしい所だった。
 室蘭フェリーターミナルで、久しぶりに豪華な夕食を食べながらフェリーを待った。

7/27(木) 室蘭−フェリー−直江津−京都 (走行430km)

 東日本フェリーはライダーはバラバラ。設備も新日本海フェリーの方が良かった。
 16:55直江津着。23:50帰宅。

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