7/25(火)　屈斜路湖−釧路湿原−大樹

　「鱒や」での朝食後はいろいろあった。女王蜂が宿に迷い込んできて、宿主さんが頑張って写真撮影した。郵便屋さんが来て、shiretoko-site　から絵はがき集が届いた。僕が一番に買った。また、僕のバイクとカメラが珍しいので、ヘルパーさんたちとバイクを囲んでワイワイ。後ろ髪を引かれながらの出発となった。

　どうにか雨が降っていないので、屈斜路湖の和琴半島に行く。岸辺は公園になっているが、その片隅に「露天風呂」と書いてあり、兄ちゃんやおじさんおばさんが入っていた。僕も入ってみたら、確かに温泉だった。
　次に「神の子池」に行ってみた。今まで見た事の無い神秘的な色だ。裏摩周は何も見えなかった。

　いよいよ雨が降り出し、釧路湿原のあたりは大雨だった。どうにか夕方５時にセキレイ館に着いたが、楽しみにしていた温泉は運悪く休館日だった。
　今日のお客は男ばかりだが、ヘルパーのさっちゃんがすごくかわいい。美味しい夕食の後は、全員ライダーなので、夜遅くまでバイクやツーリングの話が尽きなかった。

7/26(水)　大樹（林道）

　学生が一人いたのだが、彼のバリオスは、テールランプのネジは取れてるわ、チェーンは伸びきってサビサビだわで、非常に危険な状態なので、みんなで応急処置をしたり、帯広のバイク屋さんの電話番号を探したりで忙しい朝だった。

　さて、落ち着いたところで、天気も良くないし、自分のバイクを拭いたりして暇そうにしていると、宿主さんが「セローを貸してあげるから林道に行かない？」と誘ってくださった。
　宿主さんとＹ氏と３人で林道に出かけた。まともな林道を走るのは初めてなので、最初は恐る恐るだったが、思っていたよりはスムーズに走れるので、だんだん楽しくなってきた。特に笹藪をかき分けて走るのは楽しい。
　勇洞沼の丘の上で昼ご飯を食べた後は、一旦下りてヒルクライムに挑戦した。３カ所ほど登り口があるが、難しい２カ所は遠慮して、一番簡単な丘(と言っても僕には凄く嶮しく見えた)に勇気を振り絞ってフルアクセルで登った。セローは、何の苦もなく登り切ってしまった。

　宿に戻ってしばらくすると、さっちゃんがＣＤ屋さんでスピッツの「隼」を買ってきた。ＣＤを聴きながら「そういえば隼ってバイクがあるなあ」と皆が思った矢先、本当に隼がやってきた。
　その後女性客も一人来て、みんなで晩成温泉に行った。
　夕食後はジグソーパズルをやったり雑談したり。消防士と看護婦がいたので、事故の話とかで盛り上がり、日付が変わってしまった。

7/27(木)　大樹−新得−富良野

　今日は天気が良すぎて暑い。寝不足なので11時前までのんびりしていた。女将さんは笑む部位号のステッカーチューンが気に入ったようだ。
　昼ご飯は、帯広の「六花亭」本店で、200円のショートケーキとコーヒー(無料!)。家にバターサンドを送った。
　それから然別湖に寄り道して、新得のくったり温泉に入った。低料金でなかなかきれいな風呂である。

　麓郷の民宿「楽園」に行く。メーリングリストに参加しているので、久しぶりという感じがしない。
　今日は泊まり客は僕だけだったが、９時過ぎ、女性２人がここの風呂に入りに来た。彼女らは近くの小屋を借りて、農家の手伝いをしているらしい。仕事やパソコンの話をして夜は更けた。

7/28(金)　富良野−美瑛−富良野

　初めて吹上露天の湯に入った。お湯が熱いけれど、気分は良い。それから望岳台に行った。１時間ほどの周遊コースを歩いていると、ナキウサギに出くわした。
　美瑛に下りて、拓真館に入った。昼ご飯は「ウッディーライフ」で「黒カレー」。とても香りが良くて絶品。 　食後はパッチワークの道で写真を撮りまくった。
　「ケンとメリーの木」付近で、走行距離が７００００ｋｍを迎えた。

　セキレイ館での宣伝の甲斐あってＳさんが泊まりに来てくれた。メーリングリストでお馴染みのＭさんもいらっしゃった。夕食は４人でバーベキュー。夜は昨日の農業お姉ちゃんたちも交えて賑やかになった。

　朝は３人で麓郷展望台に行った。ラベンダーが満開だった。下のジャム園で、ジャムを試食してお土産を買ってアイスクリームを食べた。ここでＳさんとはお別れ。
　今度は十勝岳温泉に入ってみたが、800円は高すぎると思う。気分直しに再度吹上露天の湯に入った。
　午後はチーズ園に行き、試食をして今晩の酒の肴にイカスミチーズを買った。アイスクリームも食べた。疲れたので早めに宿に戻って昼寝。
　夕方、これまたメーリングリストでお馴染みのＹさん(セロー)がいらっしゃった。夕食は富良野市内の回転寿司。案外美味しい。そして「へそ祭り」を見物した。ライダーハウスの人たちが浮いていた。お好み焼き屋さんチームで踊っていたのはＳさんだったのだろうか？
　夜はバイクの話、「バリバリ伝説」のビデオを観た。