第9回北海道(4)

6/ 11(月) 弟子屈−阿寒湖−足寄−大樹晩成 曇り時々雨

 朝は4人で隣の牧場へ。途中の道端にも色々な花が咲き、毛虫が食事をしていた。 牧場には「ジョン」という犬がいて、凄くかわいい!ジョンと毛布遊びをしたり、子牛に手を思いっきり なめられたりして遊んだ。
 宿主の橘さんが僕のHPにリンクを張ってくださった。次こそはゆっくり連泊したいなあ。

鱒やの庭 花 花
ジョンとseikoさん olympus35で撮影 ジョン

 昼前に出発。阿寒湖でアイヌ料理を食べてお土産を買う。足寄近くの道端にエゾスカシユリが咲いていた。
 浦河からナウマン国道に入ると突然大雨。道脇で合羽を着ていると、ヒオウギアヤメやヒメイズイが咲いていた。

エゾスカシユリ ヒオウギアヤメ ヒメイズイいっぱい 777777

 距離計が77750kmを超えた。宿で7が揃うかもしれないとワクワクしながら走ったが、晩成に入ってすぐに、 1.5kmほど手前で7が揃ってしまった。

 宿はお馴染みの「セキレイ舘」。 バイク小屋に入るとCB750Fが停まっていた。
 雨が止んだのでバイクを拭いていると、何とマフラーの固定ネジが無くなっている(T_T) しかしここが セキレイ舘で良かった(^^;) あとでネジを付けてもらった。

 今日のお客はチャリダーのW君、I君と、CBのI氏。早速みんなで晩成温泉に行く。ここのお湯の色は植物 の化石らしい。I氏の言うとおり「昆布」の色?
 ちょうど「バリバリ伝説」のビデオを持ってきていたので、夜にみんなで鑑賞した。
 寝る部屋は二階の右側になった。これで女子部屋以外は制覇

 [走行:約200km 歩行:約1km]

6/ 12(火) アポイ岳 晴れ時々曇り

 CBのI氏とはお別れ。あとの3人と女将ZUNさんとで アポイ岳に登る事になった。 宿主ジヘイさんは泣く泣くお仕事でお留守番。朝早めに起きて、ZUNさんの車で出発。

 杖とパンフレットを持って登り始めると、木の根元にマイヅルソウやゴゼンタチバナが咲いていた。さすがにチャリダー は若いし脚力がある。彼らを先頭にするとすぐに置いて行かれてしまった。

アポイキンバイ ヒロハヘビノボラズ アポイハハコ アポイクワガタ
これから雲の中へ! タカネオビナエシ 苔桃 ハイマツ

 5合目の避難小屋からいよいよ本番。岩場にいろいろな高山植物が花を咲かせていたが、どんどん雲に中に入って 寒くなってきた。7合目・馬の背から、お花畑のあるという幌満へ向かうが、途中はまた鬱蒼とした森林で、すごく長く感じた。
 森林を抜けたら、そこはガスと冷たい強風の世界だった。とても標高700m以下の場所とは思えない。確かに色々な花は 咲いているが、写真はうまく撮れなかった。いくつもの盗掘の跡と、監視カメラが悲しい!

寒い! チングルマ エゾオオサクラソウ
小さなスズラン 小さなゴゼンタチバナ フウロの蕾 ミヤマナルコユリ

 馬の背に戻ってお昼ご飯。下界は良い天気みたいで、本当は海抜が低いという事がわかる。
 写真を撮りながらゆっくり下りていくが、年寄り2人の膝の周りでは落語や漫才が始まったようだ。 朝は蕾ばかりだったはずのエゾタカネニガナがいっぱい花を開いていた。なんとか落語も真打ちが出る前に下山できた。

本当はこんなに海が近い マルバシモツケ ? サマニアズマギク
エゾツツジ エゾコウゾリナ エゾタカネニガナ ツマトリソウ

大甘処  さすがに若い2人も疲れたようで、車に乗るとすぐに寝てしまった。 六花亭の「マルセイ」の「セイ」は晩成の「成」だという事を初めて知った。
 宿に戻って、裏庭の「大甘処」を見せてもらった。

 今日の夕食はやっぱりジンギスカン。みんな思いっきり、動けなくなるまで食べて 飲んだ。肉はもちろん美味しいが、タマネギも味が染み込んでなかなか良かった。「なんでジンギスカンは羊なの?」の答えは 「北海道では牛はお乳のために飼っているから食べないの」?

 夜はDVD「魔女の宅急便」を鑑賞。ZUNさんが出てこないと思ったら、 今日の出来事をHPに載せるために頑張っていたみたい。

 [歩行:約9km]

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